三原市議会 > 2018-03-23 >
03月23日-07号

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  1. 三原市議会 2018-03-23
    03月23日-07号


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    最終取得日: 2021-10-05
    平成30年第1回 3月定例会       平成30年第1回(定例会) 呉市議会会議録 第626号平成30年3月23日(金曜日)呉市議会議事堂において開議(第7日)出席議員       1番  上 村  臣 男       2番  阪 井  昌 行       3番  檜 垣  美 良       4番  藤 原    広       5番  奥 田  和 夫       6番  久 保    東       7番  山 上  文 恵       8番  谷    惠 介       9番  林 田  浩 秋       10番  山 本  良 二       11番  林    敏 夫       12番  中 原  明 夫       13番  池庄司  孝 臣       14番  田 中  みわ子       15番  井手畑  隆 政       16番  沖 田  範 彦       17番  谷 本  誠 一       18番  岡 崎  源太朗       19番  福 永  高 美       20番  石 崎  元 成       21番  神 田  隆 彦       22番  渡 辺  一 照       23番  平 岡  正 人       24番  梶 山  治 孝       26番  片 岡  慶 行       27番  岩 原    昇       28番  北 川  一 清       29番  小 田  晃士朗       30番  中 田  光 政       31番  土 井  正 純       32番  森 本  茂 樹 欠席議員       25番  加 藤  忠 二 説明員  市長       新 原  芳 明  副市長      小 松  良 三  総務部長     澤 村  直 樹  総務部副部長   手 島  直 樹  総務課長     平 岡  和 浩  企画部長     近 藤  昭 博  財務部長     阿 原    亨  市民部長     市 本  勝 英  文化スポーツ部長 上 東  広 海  福祉保健部長   釜 田  宣 哉  福祉事務所長   池 田  昌 彦  福祉保健部参事  山 本  雅 之  環境部長     大 江  宏 夫  産業部長     種 村    隆  産業部参事    脇 田  典 康  都市部長     山 崎    裕  理事(兼)土木部長田 口  康 典  会計管理者    藏 本    豊  教育長      中 村  弘 市  教育部長     寺 本  有 伸  消防長      中 西  賢 一  消防局副局長   荒 中  正 規  上下水道事業管理者増 本  寛 治  経営総務部長   高    俊 文  建設部長     宇都宮  勝 彦  施設管理部長   難 波  和 夫 議会事務局職員  事務局長     有 田    真  事務局次長    野見山  克 宏  議事課長     小 松  史 洋  議事課課長補佐  沖 原  秀 規      ──────────────────────────────                       議  事  日  程 (第 7 号)                         (平成30年3月23日 午前10時開議)第1 議第75号 呉市副市長の選任について第2 議第76号 呉市教育委員会教育長の任命について第3 議第77号 呉市監査委員の選任について第4 議第78号 呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について   議第79号 呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について第5 諮議第1号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第2号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第3号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第4号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第5号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第6号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第7号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第8号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第9号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮議第10号 人権擁護委員候補者の推薦について第6 議第1号 平成30年度呉市一般会計予算   議第2号 平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算   議第3号 平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算   議第4号 平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計予算   議第5号 平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計予算   議第6号 平成30年度呉市介護保険事業(サービス勘定)特別会計予算   議第7号 平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算   議第8号 平成30年度呉市公園墓地事業特別会計予算   議第9号 平成30年度呉市地域下水道事業特別会計予算   議第10号 平成30年度呉市集落排水事業特別会計予算   議第11号 平成30年度呉市地方卸売市場事業特別会計予算   議第12号 平成30年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計予算   議第13号 平成30年度呉市駐車場事業特別会計予算   議第14号 平成30年度呉市内陸土地造成事業特別会計予算   議第15号 平成30年度呉市港湾整備事業特別会計予算   議第16号 平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算   議第17号 平成30年度呉市財産区事業特別会計予算   議第18号 平成30年度呉市病院事業会計予算   議第19号 平成30年度呉市水道事業会計予算   議第20号 平成30年度呉市工業用水道事業会計予算   議第21号 平成30年度呉市下水道事業会計予算                         (以上21件 予算特別委員長報告)第7 議第74号 呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について      ──────────────────────────────会議に付した事件 日程のとおり      ──────────────────────────────議員の賛否状況 末尾に掲載      ──────────────────────────────            午前10時00分     開   議 ○副議長(渡辺一照) これより本日の会議を開きます。 本日の会議録署名者として1番上村議員、23番平岡議員を指名いたします。      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) 諸般の報告をさせます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕                                呉市議会報告第5号              諸  般  の  報  告1 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。   予算特別委員会報告書                    1通2 市長が追加提出した議案は次のとおりである。   議第74号 呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等         を定める条例の一部を改正する条例について      外5件3 市長が提出した諮問書は次のとおりである。   人権擁護委員候補者の推薦について4 受理した報告書は次のとおりである。   報告第6号 専決処分について      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) なお、報告第6号はお手元に配信しておりますので、念のため申し上げます。      ────────────────────────────── △日程第1 議第75号 ○副議長(渡辺一照) 日程に入ります。 日程第1、議第75号呉市副市長の選任についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。 本件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第75号について御説明申し上げます。 本案は、現在1名欠員となっております副市長の選任について御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております濱里要氏は、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、本市の副市長として適任と存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) お諮りいたします。 本件は、申し合わせにより自後の議事手続を省略して直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本件を採決いたします。 本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第2 議第76号 ○副議長(渡辺一照) 日程第2、議第76号呉市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。 本件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第76号について御説明申し上げます。 本案は、呉市教育委員会教育長の任期満了に伴う後任委員の選任について御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案を申し上げております寺本有伸氏は、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、本市の教育委員会教育長として適任と存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) お諮りいたします。 本件は、申し合わせにより質疑、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 これより討論に入ります。 5番奥田議員。     〔5番奥田和夫議員登壇〕 ◆5番(奥田和夫議員) ただいま議題になりました寺本有伸氏の教育委員長選任について、日本共産党の立場で反対討論します。 私どもは、こうした人事にかかわる案件には、本人の名誉も考え、反対という立場をとることを極力差し控えてまいりました。教育行政を預かる者の心得として大切なのは、教育は不当な支配に服してはならないことです。そのためには、自治体、市長から独立して教育を行うという姿勢であり、学校教育の自主性、主体性を侵してはならないことです。今マスコミで騒がれております安倍内閣総理大臣も、不当な支配に服することなくと、これは教育の中立性、不変、不当性を確保することを適切にあらわすものとして引き続き規定すると、2006年国会で答弁されております。小村呉市政の12年間で首長が教育に介入し、呉市教育委員会はそれにただ従ってきました。その介入を許した寺本氏には重大な責任があります。 2017年6月、海上自衛隊呉地方総監が市総体の開会式を見たいから席を設けるようにという市長からの市教委への依頼で、急遽地方総監の来賓挨拶が入り、当日は小村市長と地方総監が一緒に来て、挨拶が終わったら2氏とも退席されています。 2015年の建国記念の日、奉祝式典で小村前市長は、第6潜水艇追悼式に小学生の参加は私が市長である間は続けていくと祝辞で述べ、この件で私が2015年の予算総体質問で質疑すると、寺本教育部長は、市長の発言は承知しております、しかしながら、第6潜水艇にかかわる事業について学校が主体的に判断して行っているものですと答弁しました。呉中央小学校の児童追悼式に参加させてほしいという式典主催者からの要請を、呉商工会議所を通じて呉市教委に打診し、呉市教委の依頼を受けて参列することになったという経緯があり、その経緯を知らないはずはない小村前市長が、学校が主体的に行っていることというお墨つきを与えたことによって、学校教育における政治的中立性の確保という問題を抱えたまま、今日に至るも続けられております。 2011年以来、教科書の調査研究のための観点、視点、方法をがらっと変え、その年から育鵬社版中学校社会科、歴史と公民の教科書が採択されました。そして、2014年7月17日の教育委員会会議で、1,054カ所もの誤記等を含んだ採択資料をもとに採択しました。国会でも問題になり、当時の馳文科大臣は、呉市教委の歴史、公民教科書研究資料に多数の誤りがあったことは望ましいものではない、説明責任を果たしていただき、しっかりとした対応を期待したいと答弁しました。説明責任を果たしたと言えるかというと、市民から提出された公開質問状に1回回答したら、教育委員会で2回目からは回答済みだからもうしないことを決め、住民に与えた不信感は払拭できないままでした。あげくの果てには住民から裁判で訴えられました。住民のための地方公共団体が住民から訴えられる、寺本氏自身、みずからの不徳を感じ、恥じるべきことだと考えます。 2017年2月24日の本会議では、私の質問に対してでありますけれども、小中学校の自衛隊体験活動で、子どもの権利条約、教育基本法の趣旨から適切でないと聞くと、寺本教育部長は、学習指導要領に我が国の安全と防衛と国際貢献を考えさせとあると、そう答弁しました。しかし、学習指導要領を調べてみると、小学校学習指導要領社会科編には我が国の安全と防衛の文言はありません。自衛隊も記されておりません。中学校学習指導要領社会科編に、中学校3年生で履修する公民的分野で出てきます。寺本部長の答弁だと、中学校3年の内容を小中学生に対して行っていることになります。ずさんな答弁と言わなくてはなりません。これらのことから、寺本氏を教育長として任命することを認めるわけにはまいりません。 ○副議長(渡辺一照) 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 本件を電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本件は同意することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○副議長(渡辺一照) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第3 議第77号
    ○副議長(渡辺一照) 日程第3、議第77号呉市監査委員の選任についてを議題といたします。 本件は、お手元に配信しております。 本件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第77号について御説明申し上げます。 本案は、呉市監査委員の任期満了に伴う後任委員の選任について、御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております奥野彰氏は、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、本市の監査委員として適任と存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) お諮りいたします。 本件は、申し合わせにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本件を採決いたします。 本件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第4 議第78号外1件 ○副議長(渡辺一照) 日程第4、議第78号呉市固定資産評価審査委員会委員の選任について、外1件を一括して議題といたします。 本2件は、お手元に配信しております。 本2件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議第78号及び議第79号について御説明申し上げます。 本案は、呉市固定資産評価審査委員会委員の任期満了に伴う後任委員の選任について、御同意をお願いするものでございます。 ここに御提案申し上げております淺井公子氏及び下田昌人氏は、現在呉市固定資産評価審査委員会委員として御活躍中であり、学識、経験ともに大変豊かな方でございまして、引き続き御尽力願いたいと思うところでございます。 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) お諮りいたします。 本2件は、申し合わせにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本2件を一括して採決いたします。 本2件は同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本2件は同意されました。      ────────────────────────────── △日程第5 諮議第1号外9件 ○副議長(渡辺一照) 日程第5、諮議第1号人権擁護委員候補者の推薦について、外9件を一括して議題といたします。 本10件は、お手元に配信しております。            ────────────────                                    諮議第1号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第91号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第91号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所ねづ りえこ 根 津 理恵子呉市川尻町西1丁目36番11号            ────────────────                                    諮議第2号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第92号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第92号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所おおしま ひろし 大 島 博 志呉市川尻町西6丁目7番14号            ────────────────                                    諮議第3号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第93号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第93号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所いのうえ まさと 井 上 政 人呉市倉橋町2369番地            ────────────────                                    諮議第4号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第94号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第94号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所ふじい ひろこ 藤 井 博 子呉市蒲刈町向1490番地            ────────────────                                    諮議第5号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第95号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第95号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所いまだ みきお 今 田 幹 雄呉市音戸町渡子1丁目14番15号            ────────────────                                    諮議第6号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第96号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第96号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所おか しゅうじ 岡   修 治呉市焼山ひばりヶ丘町8番4号            ────────────────                                    諮議第7号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第97号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第97号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所みやけ さちこ 三 宅 幸 子呉市西中央2丁目5番1-1303号            ────────────────                                    諮議第8号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第98号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第98号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所きむら ぜんぬ 木 村 善 友呉市蒲刈町向2689番地            ────────────────                                    諮議第9号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第99号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第99号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所したしげ ちかこ 下 重 千香子呉市安浦町大字女子畑2367番地            ────────────────                                    諮議第10号   人権擁護委員候補者の推薦について 次のとおり3月22日付呉市人第100号をもって呉市長新原芳明より諮問があったので、議会に付議する。 平成30年3月23日                          呉市議会議長  加 藤 忠 二                                 呉市人第100号                                 平成30年3月22日 呉市議会議長  加 藤 忠 二 様                              呉市長 新 原 芳 明   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問) 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。氏  名住    所しも なおこ 霜   直 子呉市宝町2番24-1204号            ──────────────── ○副議長(渡辺一照) 本10件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました諮議第1号から諮議第10号までについて御説明申し上げます。 本件は、人権擁護委員の任期満了に伴い法務大臣に対し候補者を推薦するに当たり、市議会の御意見を求めるものでございます。 ここにお諮りしております諮議第1号の根津理恵子氏、諮議第2号の大島博志氏、諮議第3号の井上政人氏、諮議第4号の藤井博子氏の4名については、本年3月31日の任期満了に伴い退任される原田邦子氏及び本年6月30日の任期満了に伴い退任される久保ハツミ氏、濱田よし子氏、松林勉氏の後任者として新任の推薦を行うものでございます。 また、諮議第5号の今田幹雄氏、諮議第6号の岡修治氏の2名については、本年3月31日の任期満了に伴い再任の推薦を行うものであり、諮議第7号の三宅幸子氏、諮議第8号の木村善友氏、諮議第9号の下重千香子氏、諮議第10号の霜直子氏の4名については、本年6月30日の任期満了に伴い再任の推薦を行うものでございます。 御推薦いたします方々は、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じた方でございますので、人権擁護委員として適任であると存じます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) お諮りいたします。 本10件は、申し合わせにより自後の議事手続を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。 本10件を一括して採決いたします。 本10件は異議なしと答申することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本10件は異議なしと答申することに決定されました。 なお、本10件の答申書は、議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。      ────────────────────────────── △日程第6 議第1号外20件 ○副議長(渡辺一照) 日程第6、議第1号平成30年度呉市一般会計予算、外20件を一括して議題といたします。 審査報告書を朗読させます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕 呉市議会議長  加 藤 忠 二 殿                          予算特別委員長 渡 辺 一 照                審 査 報 告 書 議第1号 平成30年度呉市一般会計予算 議第2号 平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算 議第3号 平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算 議第4号 平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計予算 議第5号 平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計予算 議第6号 平成30年度呉市介護保険事業(サービス勘定)特別会計予算 議第7号 平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算 議第8号 平成30年度呉市公園墓地事業特別会計予算 議第9号 平成30年度呉市地域下水道事業特別会計予算 議第10号 平成30年度呉市集落排水事業特別会計予算 議第11号 平成30年度呉市地方卸売市場事業特別会計予算 議第12号 平成30年度呉市野呂高原ロッジ事業特別会計予算 議第13号 平成30年度呉市駐車場事業特別会計予算 議第14号 平成30年度呉市内陸土地造成事業特別会計予算 議第15号 平成30年度呉市港湾整備事業特別会計予算 議第16号 平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算 議第17号 平成30年度呉市財産区事業特別会計予算 議第18号 平成30年度呉市病院事業会計予算 議第19号 平成30年度呉市水道事業会計予算 議第20号 平成30年度呉市工業用水道事業会計予算 議第21号 平成30年度呉市下水道事業会計予算 本21件については、慎重審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。 よって、報告する。 ○副議長(渡辺一照) 委員長に対する質疑の通告はありません。 これより討論に入ります。 17番谷本議員。     〔17番谷本誠一議員登壇〕 ◆17番(谷本誠一議員) おはようございます。私は、自然共生党として、議第1号呉市一般会計予算について反対の立場で討論いたします。 今回は、昨日の討論との重複を避け、政策面から考察してみたいと思います。 まず、何といっても市長マニフェストのくれワンダーランド構想についてであります。 実は、生き生き、わくわくするような呉市にするための四つのキーワードである中小企業活性化、交流都市への発展、女性と若者支援、生き生き島ライフは、全て長期基本計画に既に書かれているのです。つまり長期基本計画を市長流にアレンジを持たせて表現したにすぎません。しかも、具体的施策にはあえて言及せず、これから市民や議会の意見を拝聴する中で考えていくとした上で、ワンダーランド構想に係る検討委員会の設置費300万円を計上されました。つまり具体策を諮問機関に丸投げしようとするものです。しかも、総合計画審議会の報酬でさえ58万円ですから、これは複数の分科会設置を視野に入れたものと推察されます。四つのキーワードで検討するといっても、余りにも広範囲で議論が絞り切れません。このような諮問機関はナンセンスです。 しかも、具体策検討に設置を予定している呉駅前再整備分科会にしても、前市長の構想だった呉駅前広場と旧そごう周辺から呉駅舎までに対象を拡大し連続立体交差事業まで選択肢に含めるのは、いたずらに事業費が膨らむだけで、財政を無視した計画策定に発展しかねません。現在の呉駅舎を橋上化するのでも膨大な費用がかかり、耐用年数が来ていない段階で踏み込むのは時期尚早と考えます。ましてや諮問機関というのは、市長のイエスマンしか委員に登用されませんし、市長の意向を受けた官僚がたたき台をつくるのが常道です。財政的視点から事業費抑制意見は市長をそんたくして出されにくい体質があり、結局は官僚の考えた内容が採択されるのです。そして、これに関するコンサル委託料としては、総合基本調査費4,500万円のうち2,000万円をワンダーランド構想に割いています。実は今年度予算化した呉駅前地区再整備基本計画策定費1,000万円については390万円を支出しており、この途中段階の調査内容をどう生かすのか明らかにしていません。リセットして予算立てするのではなく、行政の継続性の観点から、未執行の610万円を新年度に繰り越すべきでしょう。それでももし不足したとしても、予備の総合基本調査費を緊急枠で別途2,000万円も組んでいるのですから、財源は確保できるわけです。 次に、青山クラブの耐震診断費2,000万円です。これは、活用策が未定にもかかわらず保存ありきの予算です。この結果、保存が困難となった場合、どぶに捨てる可能性を秘めています。最初から外壁の一部を残し、中庭に戦艦「大和」大型試験機を展示する方向であれば、耐震診断費は不要です。ワンダーランド構想を実のあるべき姿にするためにも、大型試験機を目玉商品に据えるべきです。     〔「何を考えとるん」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(谷本誠一議員) 市長は新年度予算について、船が岸壁を離れた直後に例えられ、いずれ大海原へ航海に出ると予告されました。岸壁直後でも財政調整基金や減債基金を17億円も取り崩したのですから、これら事業が具体化して大海原に乗り出したら、収支不足がさらに拡大するのは必定です。 ところで、前市長が推進した愚策の一つに、誤った減塩政策があります。塩は人間にとって必要不可欠で、塩化ナトリウム99%の食塩ではなく、塩化ナトリウム95%で微少ミネラルを豊富に含んだ自然海塩摂取を推奨するべきです。呉市は藻塩や姫ひじきの塩を特産品にしているのに、みずから首を絞めるだけでなく、市民の健康を奪う末代にまで禍根を残す施策を新市長が引き継いだことになります。 乳幼児等医療扶助事業4億5,000万円のうち1億7,600万円は、前市長が選挙対策で通院を小学生まで、入院を中学生までに拡大したものです。これにより医療漬けを奨励し、自己免疫力を奪われる弱い児童がふえることは必定です。 平成9年度より継続してきた保育士退職者不補充政策を転換し、平成29年度から新規採用を4名、平成30年度も同数採用するとしています。これはアウトソーシング計画と矛盾し、保育所の民営化をおくらせることとなり、問題です。 呉資源集団回収協同組合への報奨金30万円は、平成6年度から…… ○副議長(渡辺一照) あと3分です。 ◆17番(谷本誠一議員) (続)一貫して予算計上しています。協力謝礼金として、補助金に位置づけないことで包括外部監査の目をすり抜けました。これこそ意義が不明瞭な既得権益となっています。 デリバリー給食は喫食率36%まで下落し、このままさらに落ち込めば、業者が撤退を余儀なくされるでしょう。新市長であるからこそ、前市長による誤った施策を転換する決断が可能なのです。今なら小中学校共同調理場を建設するのに合併特例債延長の可能性が高く、その活用が可能となります。 また、呉広島線空港運行事業への負担1,300万円は、広島電鉄との当初の協約から話が変わってきています。バスリース料がいつの間にか入っており、3往復便数をふやし、バスも1両ふやしました。これらによって1乗車9.5人平均を見ておりますが、実際は8人台に落ち込みますので、早晩補正が必要になってまいります。また、移譲に関連して、バス購入費補助3,000万円も平成28年度から3年連続となっており、これも当初の話とは変わってまいります。 プロ野球公式戦開催実行委員会負担金50万円、学びの変革に対応する前渡資金教材整備費6.3%減、これも現場を泣かせております。この配分基準を、学校割等、見直しを検討すべきでしょう。 最後に、新市長の独自政策、かんきつ防除実証実験140万円、これは農薬散布を空中でドローンを使ってやることによって人体にも影響を及ぼす、これは大きな過ちです。内陸部産業団地適地調査500万円は、平成20年度に失敗した事業、そのときはボーリング調査2,500万円を予算化しましたが、このデータがあるわけですから、これを使ってなぜやらないのか。新たに予算を組むことの必然性の説明は一切ありませんでした。 以上の理由により、一般会計予算に反対するものであります。 ○副議長(渡辺一照) 31番土井議員。     〔31番土井正純議員登壇〕 ◆31番(土井正純議員) 審議時間が30時間を超えたことしの予算特別委員会では、各委員から新年度事業に対する意見や提言などさまざまな討論がありましたが、いよいよきょうからがくれワンダーランド構想の始まりです。なぜなら、呉市唯一の議事機関で議決してこそ自治体の決め事、意思決定となるわけでございます。 それでは、改めまして誠志会を代表し、議第1号から議第21号まで全議案に賛成の立場で討論いたします。 新原市長は、新年度予算総体説明の冒頭、市役所の最大の役割は、市民の安心で幸せな暮らしを支え守ることでございます。そのためには、市民の生活に密着したさまざまな仕事について、当たり前のことを丁寧にきちんと行うことが最も大事なことだと考えております。予算編成に当たっても、このことを第一に考えましたと述べられました。私も同感でございます。この基本ラインを大切にしなければならないという思いを改めて強くしたところでございます。 さて、11月19日の新原市長就任以降、呉市の公文書に初めて躍った言葉は、くれワンダーランド構想という文字でしょう。広辞苑によりますと、ワンダーランドとは不思議の国、おとぎの国と書かれていますが、私はここで夢の国と申し上げておきたいと思います。本日、この神聖なる呉市議会の議場で新年度予算が可決されたならば、呉市は夢に向かって進み始めるわけであります。行政、議会、そして市民がお互いに語り合い、議論しながら、夢に向かって進もうではありませんか。 ことしも小学校、中学校、そして高等学校の卒業式に出席してまいりましたが、校長先生、そして来賓の方々が口々に言っておられました。夢は見るものではない、かなえるものですと。新原市長は、くれワンダーランド構想実現のため、三つのビジョンと五つの宣言を提唱しております。私たち誠志会は、二元代表制である地方自治体の一翼を担うという考えのもと、是々非々の議論をしてまいりました。また、今からもしてまいります。上程されている平成30年度予算関係21議案が呉市民23万人の夢実現の第一歩となることを確信し、ここにお集まりの全議員の皆様に御賛同いただくことを願いまして、私からの賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(渡辺一照) 6番久保議員。     〔6番久保東議員登壇〕 ◆6番(久保東議員) それでは、日本共産党の立場から反対討論をいたします。 議第1号平成30年度呉市一般会計予算から議第7号平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計、議第9号平成30年度呉市地域下水道事業特別会計予算から議第16号平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算、飛んで議第18号平成30年度呉市病院事業会計予算から議第21号平成30年度呉市下水道事業会計予算に反対するものです。 平成30年度一般会計予算において、予算規模は前年度に比べまして0.8%増、金額にして7.5億円増となる980億3,000万円になっております。今、春闘で一部の大企業を中心として賃金の引き上げ回答が行われていることが報道されております。しかし、もともとこれまでの長期間にわたる労働者の賃金抑制が行われてきたものでありまして、実質的な賃金の上昇とはなっていません。低賃金で働く非正規労働者は増大をし、ますます格差拡大に歯どめがかからなくなっています。また、日本経済の根幹を占める中小企業の実態は、いわゆるトリクルダウン論とはほど遠いのが現状と言えます。また、税と社会保障の一体改革に基づくサービスカットと負担増、年金の減額や生活保護費の削減で、国民の暮らしは一層苦しくなることが予測されます。景気の好循環どころか、暮らしも経済も壊れ、財政も破壊される悪循環に陥るのではないかと危惧するものでございます。 このような社会経済状況、人口が減少方向に突き進んでいる中、苗代工業団地が完売したかに見えますが、苗代2期工事の事業費17.5億円に対して分譲収入は16.1億円で、マイナス1億4,000万円に対して9.7億円が助成予定であるということですが、財政的に一息つけるかと思いきや、マリノや天応第2期など借金が残っている中で、新たに新産業団地造成に向けての動きが予算立てされております。こうした企業呼び込み型の経済対策ではなく、地元中小企業を応援する施策を優先すべきです。少子高齢化社会を迎えてやるべき課題は今山積しているわけですから、大型開発事業は一旦やめるべきです。 今回の予算において、小中学校普通教室への空調設備の設置や妊娠期から子育て期にわたる包括支援、乳幼児等医療費助成の充実、市民の暮らし、福祉を守る立場での部分的な前進はあることも認めますが、国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業など、自助、共助、公助の部分での公助の部分が削られ、「我が事・丸ごと」地域共生社会づくりが求められております。財政問題を理由に社会保障の変質を進める国の制度を無批判に受け入れることで、高齢者、障害のある方、生活に困窮されている方を中心に、市民の暮らしは厳しさを増しているのが本当のところだと言えます。ところが、そうした生活弱者を支援するのではなく、逆に国民健康保険料が払えない人から保険証を取り上げ、水道料が払えない人には停水するなど、真逆の政治になっております。自治体として行うべきは、市民生活を支える施策充実こそが最優先課題と訴えるものです。 また、教育においては、中学生の自衛隊への体験学習を取りやめないことは、行政に関する従事者は憲法を遵守し公務に当たらなければならないという立憲主義に反し、戦争をする国への道を突き進む予算になっているとも言えます。 呉市は中核市となり、国や県からの権限移譲等による仕事量の増加の方向が強まる中で、職員の働き方改革において残業時間削減への取り組みや職員のメンタルケアなども取り組まれているようですが、賞与や退職金のカットや勧奨退職制度によって職員の削減が進められることは問題であり、あわせて、民間委託や指定管理者制度の促進による行政改革も限界に来ているのではないでしょうか。行き過ぎた行政改革はやめて正規職員をふやし、非正規職員の処遇改善に取り組み、このことは約束をしていただきましたけれども、職員が生き生きと働けることは市民への心通うサービスにつながり、市民に役立つ市役所が築かれるのではないかと申し上げておきます。 あわせて企業会計の独立採算制も反対の理由といたします。 最後になりますが、一般会計の予算の総合基本調査事業において、新原市長が掲げていらっしゃるくれワンダーランド構想実現に向けた検討委員会を立ち上げるためなどに4,500万円が計上されております。市長、多くの市民はくれワンダーランド構想で一緒に幸せになれると考え、市長を選んだわけです。しかし、実際はくれワンダーランド構想を一緒につくろうということだった、すなわちこれからくれワンダーランドをつくっていくのですよということで4,500万円の予算立てをされたということです。このことは市民にちゃんと伝えるべきです。そのためにも検討委員会には、例えば公募での若者や子育て世代はもちろんのこと、障害のある方や難病の方など多様なニーズを拾い上げるために、多くの市民に参画してもらうことが必要であると申し上げておきます。 以上、私の反対討論とさせていただきます。 ○副議長(渡辺一照) 1番上村議員。     〔1番上村臣男議員登壇〕 ◆1番(上村臣男議員) 私は、公明党呉市議団を代表いたしまして、議第1号から議第21号の全議案に対し賛成の立場で討論いたします。 国の経済情勢は、景気は緩やかに回復しており、先行きについては雇用所得環境の改善が続く中で緩やかな回復が続くことが期待されております。平成30年度は新原市長が就任して手がけた初めての予算であり、呉市民にお約束をしたくれワンダーランド構想の三つのビジョンの実現に向けて検討に着手する年であり、あわせて五つの宣言を具体化していく初年度の予算であります。市役所の最大の役割は、市民の安心で幸せな暮らしを支え守ることと言われているとおり、主要事業といたしましては新規事業6件、拡充事業18件、その他で学校の普通教室への空調設備の設置など3件と、財政の厳しい折ではございますが、私ども公明党が提案をいたしました市民生活に密着した事業も数多く取り入れていただいた新年度予算を高く評価いたしております。 平成29年度の当初予算と比較し、一般会計では998億3,000万円の前年度比7億5,000万円増の0.8%増、内容としては、生活保護費の削減や中小企業振興資金貸付等の減要因があるものの、消防局等新庁舎整備、呉市営プール等整備の増などにより、平成29年度を上回る予算規模となっております。また、特別会計全体では、国民健康保険事業の県単位化の移行に伴う減や臨海土地造成事業の市債の償還に伴い、17.1%の大幅な減、そして企業会計全体では、上下水道局における建設改良の減少に伴い、6.4%の減となっております。歳入の確保については市有地の売却や貸し付け、歳出の抑制においては役割を終えた事業の徹底的なスクラップ、公共施設の見直し、投資的事業の計画的執行、また、将来負担の抑制においては市債残高の抑制や有利な起債の活用など、行財政改革への力強い推進と御努力を高く評価するものでございます。 ここで、平成30年度の予算の執行に当たり、何点か御提案を申し上げます。 第4次長期総合計画後期基本計画の5年のうちの中間年に当たる3年目でございます。また、呉市の特性、呉らしさを生かした呉市まち・ひと・しごと創生総合戦略も5年計画の中の4年目に入ります。次期計画の準備に入っていただくとともに、総合戦略と現計画の総仕上げを新原市長のもと、世界に誇れる交流都市の実現に向け、呉駅前の総合開発、青山クラブ等のベイエリアの活性化、またときめきあふれるショッピングエリアの充実など、にぎわいの拠点づくりに向けて一層力強くアクセルを踏み込んでいただくことを大いに期待しております。 次に、観光面におきましては、何といっても情報の発信力が大きな鍵を握ります。幾らよそにない温暖な気候で風光明媚な地域資源などの大きな財産を持っていても、周知されなければ意味がありません。力強い発信をしていただきますよう御提案申し上げます。 また、国内観光やインバウンドにおける観光客の周遊促進においては、大和ミュージアムの一点集中ではなく、点から線へ、さらに面へと発展させる取り組みに力を入れていただくことが滞在型観光へもつながるものと思います。一層の拍車をかけていただきますよう要望いたしておきます。 広島中央地域連携中枢都市圏の中核市呉市として、4市4町の中心として、あらゆる分野で連携を図り、相互交流できるシステムの構築をすることが地域の発展につながるものと思います。強いリーダーシップを発揮していただきますよう要望いたしておきます。 政府では、団塊の世代が後期高齢者になり切る2025年までを目標に、医療と介護サービスの提供体制の改革を進めております。国では、高齢者は2042年までふえ続けると言われており、今急がなくてはならないのは地域包括ケアシステムの体制整備です。高齢者が住みなれた地域で安心して生活を続けていくために、地域包括ケアシステムは住民の身近な地域で実現していかなくてはなりません。要介護の人を地域で支えていくためには、医療や介護のさまざまなサービスを組み合わせたり、必ずしも制度にない日常生活上の支援が必要とも言われております。力を入れて取り組んでいただきますようよろしくお願い申し上げます。 関連として、緩やかなお節介事業は、市民部の取り組みではありますが地域包括ケアシステムにつながる事業と思っております。地域包括ケアシステム構築のために、特に医療と介護の専門職同士の連携が重要となり、また、日ごろから顔の見える関係が必要となります。専門職による医療や介護のサービスだけでなく、見守りやごみ出しの手伝いなどのちょっとした日常生活上の支援や気軽に立ち寄れる場所の確保など、近隣の理解や協力が必要となります。平成30年度からモデル事業としての取り組みですが、全市的な取り組みに発展させていただきますよう要望しておきます。 昨年の7月に広島市におきまして、女子中学生が遺書のような手紙を残し、学校の校舎から転落し死亡するという痛ましい事故が発生しました。原因を軽々に論じることはできませんが、いじめや不登校、虐待、貧困など学校や日常生活における問題に直面する子供を支援する社会福祉の専門家であり、子供本人だけでなく家族や友人、学校、地域、周囲の環境に働きかけて問題解決を図るスクールソーシャルワーカーの存在が重要となります。 ○副議長(渡辺一照) あと3分です。 ◆1番(上村臣男議員) (続)しかしながら、現状はスクールソーシャルワーカーに対する理解が進んでないため、直接保護者に面談できないケースがあると言われております。スクールソーシャルワーカーの役割や重要性を保護者の方に知っていただく周知が改めて必要と感じておりますので、保護者への周知徹底をよろしくお願いいたします。 3月11日で東日本大震災が7年目を迎えました。復興が力強く進む中、いまだにたくさんの方が避難生活を余儀なくされております。心からお見舞いを申し上げます。我が会派の同僚議員が、昨日の総括質疑では防災・減災の必要性の質問をさせていただきました。呉市民の命を守る取り組みや安全・安心なまちづくりの強化に向けて、さらに御尽力賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 最後に、理想は高く、現実は着実に、現場に足を運びながら、大衆とともに悩める人に寄り添いながら政治を進めていくのが私ども公明党のあり方です。新原市長は35代の呉市長となりますが、海を越えたアメリカの第35代大統領はジョン・F・ケネディです。35代つながりですが。ジョン・F・ケネディが第35代アメリカ合衆国大統領に就任した際の演説の有名な一説に、あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。これを、あなたの住む呉市があなたのために何ができるかを問わないでほしい。あなたがあなたの住む呉市のために何ができるかを問うてほしい。昨日の総括質疑の市長の答弁を聞いて、このように感じた次第でございます。新原市長の平成30年度出発に当たり、ことしを呉市復活元年と受けとめております。当たり前のことを丁寧にきちんと行う行政のあり方や、生き生きと働き、わくわくと暮らすことができるような呉の実現に向けて、市長が呉市を都会以上にわくわく、生き生きしたまちにしていくことを目指され、その夢の実現を目指されております。常に新たな課題や目標が生じる終わりのない夢に向かって進んでいく姿勢に大いに賛同いたします。それゆえに、夢や理想は高く持っていただきながら、現実は一つ一つ着実に進めていただきたいと願っております。新市政、手がたくスタート予算の執行に当たり、新原市長の力強いリーダーシップを大いに期待し、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(渡辺一照) 7番山上議員。     〔7番山上文恵議員登壇〕 ◆7番(山上文恵議員) 私は、社民党呉市議団として、議第1号平成30年度呉市一般会計予算、議第2号呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算、議第4号呉市後期高齢者医療事業特別会計予算、議第5号呉市介護保険事業(保険勘定) 特別会計予算、議第19号呉市水道事業会計予算、議第20号工業用水道事業会計予算、議第21号呉市下水道事業会計予算、7件に対しまして、反対の立場で討論をいたします。 まず、職員削減による予算編成であることに反対をいたします。 職員の削減は職員の過重労働を引き起こし、働く人たちを分断し、市民への対応の不十分さが出てくるのではないでしょうか。市の支出を削減するための職員削減はするべきではないと思います。 次に、マイナンバー制度に関する予算が入っているために反対をいたします。 これまでもマイナンバー制度をめぐって情報が漏れたりしていましたが、新しい事件では、約130万人の2月の年金受給額が本来より少なくなった事件です、日本年金機構が約500万人分の受給者のデータ入力を委託した東京都内の情報処理会社が、中国の業者に個人情報の入力業務を再委託していたことが発覚いたしました。情報の流出の危険性があるということです。日本国内の業者が行ったとしても、同様の危険性をはらんでいるマイナンバー制度には反対をいたします。 また、医療費抑制のための介護保険法の改正により、国民保険料及び介護保険料にも影響が出ております。また、いろいろなサービスにも影響が出てくるために反対をいたします。 そして、法改正のたびにシステム改修の予算が加算されている現状は許せません。国がシステム改修費用を出すべきです。国は個人負担をふやし、在宅介護を進め、自助努力を強要しています。これでは安心・安全な医療、介護が受けられません。国民皆等しく、人としての尊厳が守られる、医療も介護もしっかり受けられる社会にするべきです。今国家予算においては、防衛費を過去最大にまでふやし続けています。その結果、海上自衛隊呉基地は、昨年4月、海上自衛隊最大艦船のヘリコプター搭載護衛艦「かが」が配備され、ヘリ空母4隻、イージス艦など護衛艦8隻など、計40隻を保有する国内最大の基地となっています。そのような国家予算の中、地方交付税は減額され続けております。地方への配分を少なくされている中で、借金の返済は昨年同様に行われております呉市の努力を感じます。しかし、国の政策の影響を受けている新年度予算に対しましては、市民に自助努力を求め、負担を強いる政策となりますので反対をいたします。 ○副議長(渡辺一照) 28番北川議員。     〔28番北川一清議員登壇〕 ◆28番(北川一清議員) 私は、仁友会を代表して、議第1号から議第21号までの全議案に対し賛成の立場で討論させていただきます。 安倍晋三総理が去る1月の衆参両院での施政方針演説で、明治維新150年にちなみ、かつての国難を乗り切った先人たちが100年先を見据えた新たな国づくりに取り組んだ例を挙げられております。「国の力は、人に在り」、「常に時流に先んずべし」の考えのもと、身分、生まれ、貧富の差にかかわらず、チャンスが与えられた明治という新しい時代は、我が国が近代化をなし得た原動力となっております。現在の日本は、世界でも例がない人口減少、少子高齢化社会が急速に進んでいる「国難」とも言うべき危機に面しており、克服しなければならない新たな国創りが求められております。女性も男性も、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、全ての日本人がその可能性を存分に開花できる、新しい時代を切り拓く意欲を持てる国でなければなりません。 さて、今上天皇は、平成31年4月30日に御退位され、新天皇は5月1日に御即位される予定であります。新原市長にとりましては就任後に初めて手がけた平成30年度予算ではありますが、平成での最後の編成となります。その基本方針の概略として、四つの論点を掲げられております。 まず、行財政改革の一層の推進について。持続可能な財政基盤を確立するため、健全な財政運営の確保に軸足を置く。歳入に関しては、呉市職員体制再構築計画などによる職員数の適正化への取り組み、それと人件費の削減。建設地方債の計画的活用による市債残高を抑制し、過疎対策や合併特例の事業債などの交付税措置のある有利な起債の活用を図る。 2番目として、くれワンダーランド構想の実現に向けた取り組みの四つの概念を抜粋しますと、時代を先取る産業の創造としては、中小企業振興基本条例の制定、最先端の予防医療の推進。世界に誇れる交流都市への発展としては、国際交流都市としての呉駅前総合開発、青山クラブとベイエリアの整備。女性と若者のチャレンジを支援としては、先進的な教育環境の整備、子育て世代に住みやすいまちづくりと幼稚園、保育園の費用負担軽減。ワクワク島ライフを満喫としては、安芸灘大橋の早期無料化、付加価値を持つ特産品の創出とともに6次産業化が掲げられております。 論点3として、長期総合計画に掲げる将来都市像の実現に向けた三つの重点戦略として、まず人づくりについては、タブレット等機器整備437万8千円、小中学校普通教室への空調設備設置9億7,560万円。次に、地域づくりについては、耐震診断が義務づけられている建築物の耐震化促進1億4,140万円、新産業団地造成の検討500万円、観光資源のブラッシュアップ9,450万円、インバウンドの推進1,339万円。次に、都市づくりについては、青山クラブの耐震診断調査と保存活用に向けた検討2,000万円、呉市営プール等の整備23億8,678万円、消防局西消防署新庁舎の整備15億630万円。以上、新規と拡充の事業の一部ですが取り上げましたが、いずれも重要な事業であり、着実に遂行されなければなりません。 最後の論点としては、広島中央地域連携中枢都市圏としての取り組みについては、呉市が近隣3市4町と連携協力して、圏域全体の経済成長の牽引や生活関連機能サービスの向上に取り組み、活力ある社会経済を維持しようとするものであります。事業費として2億円が計上されております。 次に、企業会計ですが、病院事業については、公立下蒲刈病院は安芸灘唯一の緊急告示病院として地域に根差した医療、保険の中核施設としての役割を担っていますが、地域内人口減少も相まって、入院、外来ともに減収が続き、経営的には厳しい状況にあります。平成30年度予算は収支不足が想定されるため、一般会計からの繰入金を基準内において新規に2,074万円を設定された構成となっております。平成27年3月、総務省から安定経営及び地域での継続した役割を担うべき新公立病院改革ガイドラインが示されており、経営効率化、経営形態の見直し、そして役割の明確などが改革目的とされております。呉市は平成30年から平成32年の第3次呉市病院事業改革プランを策定し、持続可能な病院経営を目標とされております。地域包括ケアシステムにおける中核施設としての役割を認識し、継続して担えるよう経営していただきたいと思います。 上下水道については、平成26年から平成30年度の呉市上下水道ビジョン計画が最終年度となります。第2期長寿命化計画に基づき、平成30年度に予算編成されております改築更新事業、水道施設については11億2,900万円、下水道施設については11億550万円を確実に取り組んでいただきたいと思います。 最後に、新年度予算執行に当たり、二つの留意点を申し上げます。1番目として、厳しい都市間競争において呉市が…… ○副議長(渡辺一照) あと3分です。 ◆28番(北川一清議員) (続)推進していくには、市職員のますますのスキルアップも求められます。目指すべき職員像の実現を図るための呉市人材育成基本方針に沿って取り組んでいただきたいと思います。2番目として、財政調整基金残高を2017年度末で76億6,000万円と見込むものの、平成18年度からの5カ年度は実質収支不足は109億円が見込まれており、柔軟性と着実性をあわせ持った未来への市政経営が求められるのは言うまでもありません。 最後になりましたが、財政当局や関係部局の御努力を評価いたしますが、議会での議論を十分に尊重され、着実に実行されることを希望し、賛成討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(渡辺一照) 23番平岡議員。     〔23番平岡正人議員登壇〕 ◆23番(平岡正人議員) それでは、同志会を代表して、議第1号から議第21号まで全議案に対し賛成の立場で討論いたします。 本予算は、平成29年度当初予算に対して、いずれの会計もその増減内容は理解でき、本市を取り巻く国内外の経済環境、あるいは人口減少とか少子高齢化の流れを考慮すれば、本市の将来を展望したまちづくりに必要不可欠な予算を各位が選択と集中の意図のもとに市民生活に密着した予算として編成されていると思われ、各位の御努力にまず敬意を表します。 さらに、新年度予算の中で注目すべきは、新原市長はこれまで市と市議会が協議し理解しながら進めてきた多くの事業や課題の継承を把握されながら、新たにくれワンダーランド構想とその実現に向けた取り組みを導入されたことであります。このくれワンダーランド構想の実現については、過日、早速年度当初から実現への施策の具体化と実践に取り組むという強い意志を伺いました。これらの成果に期待し、本予算の執行に関して直ちに着手すべき若干の要望と、申し入れておくべきと思われる事項を述べさせていただきます。 最初に、この討論では、今まで私及び同僚議員の発言と重複するところもありますが、御了承ください。 まず、くれワンダーランド構想の中には、青山クラブ、呉駅周辺の整備あるいは安芸灘大橋通行料無料化などの喫緊に解決すべき課題や、さらにはインバウンドを含む観光施策など多くの具体化すべき課題があります。これらの事案は、いずれも将来の本市の行く末を担う重要案件であります。それゆえに、計画されている委員会あるいは協議会への付託や、関係自治体、所管庁との協議に早期に着手されますよう強く申し入れます。 第2に、行政改革でございますが、本市の財政管理指標としての市債残高は、皆さんの御努力により多額の削減を果たしております。これについて私は担当各位の御努力に感謝しているところでありますが、歳出効果について、これまで以上に適宜検証していただきたいと思いますし、人件費の削減についても、単に職員数の削減だけではなくて、逆に職員の資質向上による職務の消化能力の向上を図っていただきたく申し入れます。 第3に、くれワンダーランド構想の中の中小企業振興条例の策定並びに時代を先取りする産業の創造についての一試案として、特に産業競争力の強化のために新たな新産業団地の適地調査を行うことには大いに賛同しますので、早期の団地造成あるいは分譲に努力されますよう改めてお願いいたします。 次に、都市基盤整備についてでありますが、従来から我々が提案している呉市道路網の将来の、これをぜひ研究されたい。例えば主要地方道呉環状線呉駅周辺の呉線南北方向の線路、あるいは休山トンネルから広島呉道路への円滑な連結などの整備を、呉市道路網の将来像として研究、具体化して提示していただきますよう提案します。 次に、教育問題ですが、まずは本市の学校教育のこれまでの努力に対し感謝と敬意を表します。今回中学校にタブレットを試行導入されますが、可能な限り教職員のICT知識向上を含め、早期の全小中学校への導入を要求いたします。呉市教委と市長部局がこれまで以上の情報共有を強めて、積極的な展開を図られるよう望むものであります。さらに、我が会派が従来から提言している教職員と生徒児童の共有すべき時間の確保でございますが、教師の視線が上層部あるいは教師仲間あるいは地域、こういうところばかりに目が行きますと、やはり児童生徒の異変に気づくのがおくれたり、気づかなかったりすることが危惧されます。児童生徒と教師の相互の信頼の醸成は、児童生徒の将来に必ずいい方向に寄与するものと信じます。教師と児童生徒の間の時間の確保をすることを、ぜひ実現されますよう申し入れます。 第6に、観光行政に関してですが、呉市が所有する歴史文化資源、これを観光資源として有効活用するための市自体の観光行政能力の向上について提案いたします。本市が認定を受けた日本遺産あるいはユネスコ世界記憶遺産の活用については、本市はこれらの認定を得て一安心しているのか、同等他市に比べて…… ○副議長(渡辺一照) あと3分です。 ◆23番(平岡正人議員) (続)今のところ、これを十二分に活用して外部に打って出ているように感じられません。これらの観光資源の活用を具体的、積極的に実行せねばなりませんが、国内外への情報発信の徹底や観光誘致の活動に供する呉市自身の能力向上強化がさらに必要と考えますので、その徹底を図っていただきたくお願いいたします。 最後に、予算の執行については、市長以下各位におかれては大所高所から効果を検証され、市長の提案されたくれワンダーランド構想とその実現に向けて、本当の意味での大きな判断と果敢な実践を併用されて事に当たられ、呉市の将来の基礎づくりに努力されますことを望みます。また、事業展開の節々には、必ずその内容を議会に報告されたい。市政は情報共有の上に市と議会が一体となって進むべきものでありますので、我々も次世代の責任世代として協力、努力する所存であります。 以上、若干の要望並びに申し入れを付して、賛成討論といたします。 ○副議長(渡辺一照) 12番中原議員。     〔12番中原明夫議員登壇〕 ◆12番(中原明夫議員) それでは、市民フォーラムを代表いたしまして、全議案に対し賛成の立場で討論いたします。 平成30年度予算は、新原市長にとって初めての編成となる予算であり、くれワンダーランド構想の実現に向けてのスタート予算であると認識しております。就任直後からの予算編成ということで、今までの継続事業を生かしながらも独自色を出し、新たなことにもチャレンジしていこうという姿勢を評価しているものであり、編成に携わった関係各位に敬意を表するものであります。 さて、平成30年度一般会計予算を今年度予算と比較してみますと、消防局庁舎や市営プールの増などによりまして7億円余りの増額となっております。一方、歳入では、好調な経済情勢を背景に法人市民税が5億円ほど増加するものの、地方交付税が12億円余り減少するなど大変厳しい状況となっております。特に地方交付税につきましては今後も減少が予想されるものであり、自主財源の確保に今まで以上に力を入れていただきたいと思います。 また、ワンダーランド構想の実現に向けた取り組みについては、予算の概要書に書かれているように、呉のまちに元気とにぎわいを取り戻し、若者が戻ってきたい、また観光客が訪れてみたいと思えるような、ワクワクと楽しい新たな呉市に進化していく。そのため、誰もが多様な夢に向かってチャレンジできるまち、創意工夫で時代を先取りする産業を創造できるまち、日本中、世界中から多くの人が集う交流都市・観光都市を目指すということにつきましては、まさに思いを同じくするところでありまして、賛同するものであります。そのための推進体制の整備として、有識者による検討委員会や分科会の設置を予算化しておられます。ぜひとも新しい発想のもと、わくわくした呉市の将来が描かれるように期待しております。 その中で気になる点、慎重に検討を進めていただきたいことを何点か申し上げておきたいと思います。 まず一つは、ワンダーランド検討委員会における議論が、絵に描いた餅にならないように取り組んでいただきたいということであります。市民の多くは市長の夢に投票したのではなく、ワンダーランド構想に描かれた未来の呉市の実現に期待をして投票されたと思っております。そのためにも、ぜひとも実現可能なアイデアを出していただくことを要望いたします。 二つ目は、青山クラブの活用についてであります。予算総体質問において我が会派が質問したように、築後90年経過した建物に多額の経費を投入して耐震補強や改修工事を行っても、そんなに長く利用できる施設にならないのではないかと危惧しております。また、市が本当に実施すべき目的に利用されるのかという点についても疑問が残っております。来年度、耐震調査などを実施することはよいことと思いますが、その結果を受けて、ぜひとも活用策については慎重に検討していただくよう強く要望しておきます。 三つ目は、中小企業振興基本条例の制定についてであります。市長は、この条例が市長の五つの宣言の2番目にある中小企業、経済を取り戻し、未来につながる事業の創造に本当につなげていくことができるのか、単なる理念条例に終わり、実効性のないものになるのではないかと危惧をしております。その点につきましても慎重に検討していただきたいと思っております。 最後になりますが、新年度予算の適正な執行と強いリーダーシップを発揮され、きらりと輝く呉市、市民はもとより市外の人からも選ばれる呉市、そしていつも明るく楽しい呉市になるように新原市長の御奮闘を期待いたしまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(渡辺一照) 以上で本21件の討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議第1号平成30年度呉市一般会計予算、議第19号平成30年度呉市水道事業会計予算から議第21号平成30年度呉市下水道事業会計予算まで、以上4件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本4件に対する委員長の報告は可決であります。 本4件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○副議長(渡辺一照) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本4件は可決されました。 次に、議第2号平成30年度呉市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算、議第4号平成30年度呉市後期高齢者医療事業特別会計予算、議第5号平成30年度呉市介護保険事業(保険勘定)特別会計予算、以上3件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本3件に対する委員長の報告は可決であります。 本3件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○副議長(渡辺一照) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本3件は可決されました。 次に、議第3号平成30年度呉市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算、議第6号平成30年度呉市介護保険事業(サービス勘定)特別会計予算、議第7号平成30年度呉市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算、議第9号平成30年度呉市地域下水道事業特別会計予算から議第16号平成30年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算まで、議第18号平成30年度呉市病院事業会計予算、以上12件を一括して電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本12件に対する委員長の報告は可決であります。 本12件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○副議長(渡辺一照) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本12件は可決されました。 次に、ただいま議決されました19件を除く残り2件を一括して採決いたします。 本2件に対する委員長の報告は可決であります。 本2件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本2件は可決されました。      ────────────────────────────── △日程第7 議第74号 ○副議長(渡辺一照) 日程第7、議第74号呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件の説明を求めます。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) ただいま上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議第74号は、介護保険法施行規則の一部改正により、看護小規模多機能型居宅介護に係る基準が緩和されたことに伴い、所要の規定の整備をするものでございます。何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(渡辺一照) 本件に対する質疑の通告はありません。よって、本件の質疑を終結いたします。 本件については民生委員会に付託いたします。 委員会審査のためしばらく休憩いたします。            午前11時26分     休   憩      ──────────────────────────────            午後1時30分     再   開 ○副議長(渡辺一照) 会議を再開いたします。      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) 諸般の報告をさせます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕                                呉市議会報告第6号              諸  般  の  報  告1 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。   民生委員会報告書                      1通      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) ただいま御報告申し上げましたとおり、民生委員長から審査報告書が提出されました。 お諮りいたします。 議第74号呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてをこの際日程に追加し、審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。      ────────────────────────────── 追加日程 議第74号 ○副議長(渡辺一照) 議第74号呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 審査報告書を朗読させます。 議事課長。     〔小松史洋議事課長朗読〕 呉市議会議長  加 藤 忠 二 殿                            民生委員長 藤 原   広                審 査 報 告 書 議第74号 呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について 本件については、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。 よって、報告する。 ○副議長(渡辺一照) 委員長に対する質疑の通告はありません。 これより討論に入ります。 6番久保議員。     〔6番久保東議員登壇〕 ◆6番(久保東議員) 日本共産党の立場から反対討論いたします。 議第74号呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について。地域密着型サービスを推し進める上での一つの事業として、看護小規模多機能型居宅介護として整備し、医療的な支援を必要とする市民のニーズに応えるために病床を有する診療所に機能を持たせるという条例であると理解しておりますが、今回、3月議会で提出された地域密着型サービスという響きは、私たちにとって非常に耳ざわりがよく、今回の事業においても、デイケアもあり高齢になっても大丈夫、家族もショートステイなどの宿泊機能もあり安心と思ってしまうのですが、現実的には、この事業を実施するには設備整備や従業員を含めた支援体制整備も必要となります。先ほどの委員会での質問では、この事業におりる報酬は下がらないものと考えると御答弁もありましたが、設備整備費に関しても、支援体制整備においても、明確な基準は示されておりません。社会保障費削減の中で、事業を集約しコンパクトになれば効率的な運営で経費削減につながるという視点での事業の一体化は、そこで働く医療従事者や介護従事者の労働条件は悪化することも予想できます。今国がやらなければならないことは、継ぎはぎだらけの制度改正ではなく、安心・安全な医療、介護の現場をつくるためにも、国民、市民の負担増に結びつけない軽減策や抜本的に診療報酬や介護報酬を引き上げることが最優先すべきと指摘して、反対の理由とさせていただきます。 ○副議長(渡辺一照) 7番山上議員。     〔7番山上文恵議員登壇〕 ◆7番(山上文恵議員) 私は、社民党呉市議団として、議第74号呉市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論をいたします。 この条例制定は、今議会で提出され、可決された議案の指定地域密着型サービスの事業における人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例等12議案に新たに追加されたものです。これらの改正は、基本的に医療費の削減を目的に改正されるものであり、規制緩和によって公的責任が薄まり、民間での競争原理によって安上がり医療や安上がりサービスに拍車がかかってくる危険性をはらんでいると思います。その結果、サービスの質の低下につながり、安心して医療、介護が受けられなくなる改正ですので、議第74号に反対をいたします。 ○副議長(渡辺一照) 以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 本件を電子表決システムにより採決いたします。 議席にある表決ボタンが点滅していることを確認してください。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。     〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○副議長(渡辺一照) ボタンの押し忘れや押し間違いはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(渡辺一照) なしと認めます。よって、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、本件は可決されました。      ──────────────────────────────     〔中村弘市教育長スタンドマイクの前へ進む〕 ○副議長(渡辺一照) この際、本年3月31日をもって退任されます中村教育長の挨拶があります。 ◎教育長(中村弘市) 私、この呉に来て、呉の子供たちに、夢を持ち、夢を語り、志を抱くんだと、こうずっと語り続けてやってまいりました。その兆しが今子供たちの姿にいろいろと芽生えていると自分は確信しておりますけれども、これも教育委員会事務局の職員を初め議員の皆様方の御支援、御協力があったそのたまものだと、心から感謝申し上げます。 今後とも呉市教育委員会に対しまして御支援、御尽力をいただきますとともに、こうして皆さん方と一期一会の出会いを果たしたことを心から感謝申し上げまして、私の退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)      ──────────────────────────────     〔濱里要副市長スタンドマイクの前へ進む〕 ○副議長(渡辺一照) 次に、先ほど選任に同意され、4月1日をもって副市長に就任されます濱里要氏を紹介いたします。 ◎副市長(濱里要) ただいま御紹介をいただきました濱里と申します。このたびは副市長への選任につきまして御同意をいただきましてまことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。 もとより微力ではございますが、呉市勢の発展のためこれから全力を傾注してまいりたいと考えてございます。二元代表制のもとで行政とともに市政推進のエンジン役でございます議会の皆様に、これから御指導、御鞭撻を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本日はまことにありがとうございました。(拍手)      ──────────────────────────────     〔寺本有伸教育部長スタンドマイクの前へ進む〕 ○副議長(渡辺一照) 次に、先ほど任命に同意され、4月1日をもって教育長に就任されます寺本教育部長を紹介いたします。 ◎教育部長(寺本有伸)       ──────────────────────────────     〔奥野彰監査委員スタンドマイクの前へ進む〕 ○副議長(渡辺一照) 次に、先ほど選任に同意され、4月1日をもって監査委員に就任されます奥野彰氏を紹介いたします。 ◎監査委員(奥野彰) 失礼いたします。先ほど監査委員選任の御同意をいただきました奥野でございます。まずは、このことに心より感謝を申し上げます。 ちょうど2年前に、まさにこの場所で消防長として最後の御挨拶をさせていただきました。そして、きょうこのような形で皆様方に御挨拶をさせていただきますことを本当にありがたいことと受けとめております。これから、在職中の経験等をもとに監査の職責を全うしてまいりたいと思っておりますので、どうぞ御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○副議長(渡辺一照) 以上で紹介を終わります。      ──────────────────────────────     〔退職理事者、順次スタンドマイクの前へ進む〕 ○副議長(渡辺一照) 引き続き、退職されます理事者の挨拶があります。 ◎福祉保健部長(釜田宣哉) 議会の皆様には、これまでいろんな場面で御指導、御鞭撻をいただき、まことにありがとうございました。 特にこの1年は、福祉保健部の部長ということで、恐らく歴代これほど健康からかけ離れた部長というのはいなかったんじゃないかと思うんですが、そういった部長であっても、非常に温かい目でお力添えをいただき、本当にありがとうございました。 御案内のように、福祉・保健・医療というのは、市民生活を支えるかなめといいますか、土台の部分でございます。これからまた後輩の職員たちがしっかりこれを盛り上げていってくれるものと思いますので、また引き続きお力添えをいただきたいと思います。そういうことをお願い申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ◎産業部長(種村隆) 失礼いたします。産業部長種村でございます。議員の皆様には、大変お世話になりました。感謝申し上げます。 あわせまして、心温まる御理解、また御指導いただきまして職責を全うすることができたものと、自分なりに自負しているところでございます。ありがとうございました。 あわせまして、ともに心の汗をかき、私の誇りとしております同僚職員にも、この場をかりて感謝を申し上げたいと思います。皆様ありがとうございました。(拍手) ◎産業部参事(脇田典康) 失礼します。産業部参事の脇田でございます。入所して37年間、体重とともに成長させていただきまして、大変お世話になりました。 最後に一つだけお願いなんですけれど、呉の農林水産物おいしいですので、いっぱいいっぱい買っていただいて食べていただいて、応援していただければと思います。本当に長い間ありがとうございました。(拍手) ◎会計管理者(藏本豊) 会計管理者の藏本でございます。私は、入所以来38年勤めさせていただきまして、無事、おかげさまできょうこの日を迎えることができました。議員の皆様を初め、これまで一緒に仕事をさせていただいた全ての職員の方に厚くお礼を申し上げたいと思います。長い間本当にありがとうございました。(拍手) ◎経営総務部長(高俊文) 経営総務部長の高でございます。長い間本当にありがとうございました。 昭和56年に役所に入りまして、その当時、建設局下水道部というところに入りまして、37年勤めさせていただきました。そのうち下水道が22年、契約が8年、片岡議員と御一緒させていただいた駐輪場とか駐車場が7年、ずっと事業畑におりました。その分、職員さんとかにいっぱい助けていただいたんですけれど。非常に苦しい時期もありましたし、ほんで悩んだ時期もありましたし、議員の皆様方には、委員会等ですごく偉そうな答弁をして大変申しわけなく思っているところでございます。     〔「大丈夫、大丈夫」と呼ぶ者あり〕 ◎経営総務部長(高俊文) ありがとうございます。それなりに頑張ってきたつもりではあるんですけれども、やっぱり職員が助けてくれたというのが一応誇りに思っていますので、これであと一週間したら公務員という職を失うわけですけれど、また、やめた後、一市民として呉市の将来を見ていきたいと思います。 議員の皆さんとか残られる理事者の管理職の方々にも、職員をしっかり優しく見守っていただきたいと思います。特に上下水道局のほうには優しく接してあげてほしいと思います。長い間本当にありがとうございました。(拍手) ◎建設部長(宇都宮勝彦) 失礼します。建設部長の宇都宮です。38年前、私、下蒲刈町役場に奉職しまして、小さなまちで小さなプールの中で泳いでいた私が、15年前、合併によりまして、この大呉市の大きな海原、大海原の中で泳ぐことになりました。大きな組織の中でいろいろ勉強させていただきました。さらに、最後の2年間、この本会議場に立たせていただきまして皆様から御指導いただいたこと、この経験、私の今後の人生の財産になると思っております。最後に、議員の皆様、今後とも健康に御留意されまして、呉市発展のため御活躍されることを祈念いたしまして、御挨拶とさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手) ◎施設管理部長(難波和夫) はえあるトリを務めさせていただきます施設管理部長の難波です。きょうこの日を迎えることができましたのも、ひとえに議員の皆様初め、先輩、同輩、後輩の支えがあったからと思っています。この場をかりまして感謝を申し上げます。 これからの上下水道事業を取り巻く環境は、厚生労働省の水道課長が登山に例えて、冬山に登るようなものだとおっしゃっております。この呉市の上下水道事業が遭難いたしませんように、議員の皆様からも今後も適宜適切なアドバイスをいただきますようよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。(拍手) ○副議長(渡辺一照) 以上で挨拶を終わります。      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) 以上をもちまして、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。 お諮りいたします。 会期は3月26日までとなっておりますが、本日をもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○副議長(渡辺一照) 御異議なしと認めます。よって、本日をもって閉会することに決定されました。      ────────────────────────────── ○副議長(渡辺一照) 閉会に当たり市長の挨拶があります。 市長。     〔新原芳明市長登壇〕 ◎市長(新原芳明) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 私にとって初めてとなります平成30年度当初予算、人事案件を初めとする市政の重要案件につきまして、議員の皆様方におかれましては連日にわたり御審議を賜り、議決をいただきましたことを心から感謝申し上げます。 本日の午前中の予算についての討論を初めといたしまして、審議の過程において多くのさまざまな御意見を賜りました。いただいた御意見につきましては、今後の市政運営に当たり、十分に参考にさせていただく所存でございます。皆様方におかれましては、健康に十分御留意をいただき、引き続き本呉市の発展のため御支援を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。      ──────────────────────────────     〔渡辺一照副議長起立〕 ○副議長(渡辺一照) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 皆様方におかれましては、新年度予算を初め多くの重要案件につきまして、連日熱心に御審議いただき、ここに無事閉会の運びとなりましたことをまずもって厚くお礼申し上げます。 さて、このたびは新原市長にとって初めての予算編成となりました。来年度は、いわば新原市政の実質的なスタートの年であります。行政と議会は車の両輪と例えられますが、この両輪が市民に対しての情報開示と説明責任を果たしていくことが必要だと考えております。加えて、我々議会にとって、平成30年度は4年間の集大成の年であります。ますます気を引き締め、ふるさと呉の発展に取り組んでまいりたいと思います。 最後になりましたが、予算の執行に当たりましては、審議の過程において出されました各議員の思いを十分に勘案していただくようお願いいたします。 以上、甚だ簡単でございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。 以上で定例会を閉会いたします。            午後1時54分     閉   会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       呉市議会副議長 渡 辺  一 照       呉市議会議員  上 村  臣 男       呉市議会議員  平 岡  正 人...